どもっ!
こんにちわー!
今朝は
岳温泉・二本松市の湯守で安達太良山に上がっております。
湯守とは字の如くお湯(源泉)を守るお仕事ではありますが、
その地域によって全く異なる内容ともいえます。
岳温泉の場合は湯元が
標高約1400メートルで湧き出でて、、それを
標高約500メートルの岳温泉に供給してます。
高低差で
約900メートルですが、、そんな単純でストレートな湯引きは不可能ですので、、
地形に合わせて
約8キロの湯どいの中をゴンゴンっと湯引きしております。。
湯元では湯花って硫黄成分のかたまりが溜まるため、そのお掃除をして
湯花も一気に岳温泉へ流します。
すると、温泉がミルキーに濁って湯花も浮遊して一層温泉感が楽しめますね!
お肌にも良いですし!
その湯元へは
積雪期は雪山を片道約2時間くらいかけてのぼったりしますが、
雪解けとともに登山道には雪解け水や
降雨などで水が流れだすと、、
その登山道の土や石なんかも流されて、
登山道がやせ細って来てしまうのです。。
山には、、安達太良山には土が乏しく
岩盤が多いため、土がとても貴重なんだとも教わってます。
やせ細り続けるとガタガタになり、湯花掃除する為にも、温泉管理する為にも、皆さんが登山する為にも、くろがね小屋への荷揚げにも
山に登れなくなってしまう為。。
無雪期・湯守では車で上がる機会も多くその車の中には土や砕石、カラマツの丸太、栗の木を杭にしたもの、とぐわ、スコなど満載にして
登山道の整備、登山道に流れ込む雨水の水切り堀の整備、草刈りなど
温泉管以外にも手がかかることが沢山あるのです。
それを先代を始め岳温泉の方達が
何百年もみんなで守って来たからこそ今も
安定に供給されているんですね。
そしてこの後何百年も湧き出でる限りは
続く事であって
自然でもあり
重要な観光資源でもあり
凄いとこだなって思いながら
色々と教えてもらっております!
温泉以外にも季節の草花もとても面白く、
動物ももちろん!
景色や天気、
くろがね小屋の歴史や個性的で暖かい管理人さんなど
刺激が沢山です!
岳温泉の場合はこんな一部の内容の紹介でしたが
他の温泉場によっても伝統があり
守られている資源・産業・技術がありまふ!
さてさて
明日もがんばりやしょー!
今日は湯元近くに
湯守小屋を毎回
雪解けしたら建てるので
その立て直しをして来ましたっ(;//́Д/̀/)ハアハア
明日には完成かな?
そして、、
麓の砕石置き場
湯守のセンパイ
配管・水回りのスペシャリスト